出品数が増えると、必ずぶつかる壁がある。
Item Specificsが入っていない。わかっている。でも直す時間がない。
eBayの検索では、タイトルだけでなくItem Specificsも重要な判断材料になる。未入力のままだと、検索順位以前に、バイヤーが使う絞り込み条件から外れてしまう。Platformが未入力のゲームソフトは「Nintendo 3DS」フィルターで消える。Region Codeが空欄のファミコンソフトは「NTSC-J」絞り込みに出てこない。Brand未入力のブランドバッグは、ブランド検索に引っかからない。
1件ずつ管理画面を開いて直すとなると、100件で数時間。4,000件なら現実的ではない。
Claude Code + eBay MCPで自動化した
今回試したのは、Claude Code + eBay MCPという組み合わせだ。
eBay MCPは、eBayが公式に提供しているものではない。コミュニティの開発者がGitHubで公開しているオープンソースで、Claude CodeからeBay APIを操作するための接続口として使える。今回は追加費用をかけずに検証できたが、公式ツールではないため、導入時は権限設定や実行ログの確認が前提になる。
指示はこうなる。
「3DSゲームのItem Specificsを全部追加して」
するとAIが、カテゴリを確認し、必要な項目を調べ、タイトルから内容を推測し、eBayへの更新案を作る。実行後はログを確認し、失敗分だけ人が見る。操作の単位が「画面のクリック」から「業務の指示と確認」に変わる。
どこまで任せられたか
実際に動かして、1日で処理できた範囲はこうだ。
- ゲームソフト140件(3DS / Switch / PS2 / ファミコン)にItem Specificsを一括追加(約1時間)
- ブランドバッグ372件のスペックを同日更新(Brand / Bag Type / Color 等)
- 1年分・6,052件の売上データを取得・分析(約15分)
- 仕入れを強化すべきカテゴリを数字の根拠つきで特定
外部ツールへの追加支払いは発生しなかった。
100%ではない。失敗分はログを見て人が確認する。全部任せるのではなく、この分担が現実的だと感じた。
詳細について
セットアップ手順、外注スタッフとの分業モデル、コスト比較、売上分析の実録まで含めた詳細は、別記事にまとめた。実際の手順や運用時の注意点まで確認したい方向けの内容だ。
→ 月¥12,000取ってる企業と同じことを、0円の裏ルートでやった話(note・有料)
